PDFにした本を読もうとAdobe Acrobat Readerをインストールしました。
見開きで読みたかったのですが、見開きにするには有料のアプリが必要なようです。
なので、昔購入したAdobe Acrobat 8 ProfessionalをWindows11にインストールできないかと探したところ、出来そうな記事をみつけましたのでやってみようと思います。
まずやること
最新のAdobe Acrobat Readerを入れたところなんですが、これが有るとインストール途中で、

と表示され、

中断されてしまいます。
ので、Acrobat 8より新しいAcrobatがインストールされている場合はアンインストールしておきます。
アンインストールは[コントロールパネル]-[プログラム]-[プログラムと機能]から出来ます。

とりあえず、そのままインストールしてみた
インストールを実行

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権限問題で止まりました。

管理者でインストールしてみた
インストール実行ファイル上で右ボタンをクリックして出てくるメニューから[管理者として実行]を選択して起動

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プログラム互換性アシスタントの警告が出て新ストールが中断されました

[互換性の設定を使用してインストールする]でインストール
「プログラム互換性アシスタント」の[互換性の設定を使用してインストールする]をクリックすると、再度インストールが開始されました。

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今度は無事解凍ができたようです

記事に載っていたインストールするために必要な作業
上記の「ファイルの準備ができました」ダイアログで[終了]ボタンをクリックするとセットアップが始まるのですが、その前にやっておくことがあります。
解凍されたフォルダ、ここでは「C:\Program Files (x86)\Adobe\Acrobat8」の中にある「Adobe Acrobat 8 Professional」フォルダを開きます。

この中にある「Data1.cab」ファイルを任意の場所にコピーします。

Data1.cabファイルは圧縮ファイルなので、ダブルクリックすると中身が見れます。

「AdobePDF.dll」ファイルを探し、このファイルを任意の場所にコピーします。

以上で準備は完了です。インストールの続きへ戻ります。
インストールの続きを実行
先ほどの「ファイルの準備ができました」ダイアログの[終了]をクリックします。

セットアップが起動します

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「ユーザー名」、「シリアル番号」を入力して[次へ]

[次へ]

[次へ]

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[インストール]

と、ここまでは順調でしたが、下記のダイアログがでました。

「AdobePDF.dll」が必要と書いてあります。
このファイルは、先ほど任意のフォルダに保存したファイルですので、[参照]ボタンをクリックして先ほど保存したファイルを選択します。

[開く]をクリックすると、「コピー元」に今選択したファイル名が表示されます。

[OK]ボタンをクリックするとインストールが再開されます。

このまま[完了]をクリックするとAcrobat 8が起動します。

[同意する]をクリックすると本来はユーザー画面なんですが、登録先がもう存在しないのでエラーが出ます。

とりあえず[はい]をクリック

[登録しない]をクリックすると、Acrobat 8が起動します。

本のPDFを見開きにしてみました。
無事にうごいているようです。

以上でインストール完了です。
途中で任意の場所にコピーしたData1.cabとAdobePDF.dllは削除してもかまいません。
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